平成17年度熊本県議会海外行政視察

1. 視察期間

   平成17年5月23日(月)〜5月31日(火)

2. 視察国  ハンガリー共和国 オーストリア共和国 チェコ共和国の3カ国

ブタペストとは・・・・
ハンガリー共和国の首都。ドナウ川にまたがり、壮麗な王宮・国会議事堂などの建築物があり、ドナウの真珠」と呼ばれる。1872年、右岸の町ブタと左岸の町ペストが合併。機械工業が盛ん。人口192万2千。
(ブタペストの下水処理場)

ブタペストは、家庭や工場から1日に55万から55万立方メートルの汚水が発生している。

そのうちの45%をいろいろな生物学的、科学的な手段を使って処理し、45%は砂のような大きなもののみを機械的に濾過して取り除いた後、流している。残りの10%は何も処理せず、いろんなものが入っている状態で流している。

計画では、2010年までにブタペストで出る生活汚水を100%処理しようというのが目標である。現在、一日に20万立方メートルの処理能力がある下水処理場が、ペストの北にもう1ヶ所あるが、それ以外にもう一ヶ所下水処理場を計画している。この計画中の下水処理場は33立方メートルの処理能力があり、ブタペストの南、この処理場の少し西のほうに計画している。

(処理施設の概要)

この処理施設は、1996年にブタペストで1番早くオープンした処理施設である。オープン当時の処理能力は、1日3万立方メートルであったが、その後拡張し、現在は8万立方メートルである。

この処理施設に到着する汚水のうち8割が生活排水、2割が工業排水である。処理施設で発生する汚泥のようなものと食肉処理業者が持ち込んだものを、タンク内で16日間から20日間くらい35度まで温め、発生したメタンガスによってガスタービンで発電している。

メタンガスは、結構熱効率がよくて、21.6キロジュールという熱量が出る。それを使うことでこの施設の8割のエネルギーを賄っている。

・ブタペスト下水処理会社

ブタペスト市の下水処理場は、市と民間の運営による株式会社の形態をとっている。600立方メートル/日。バイオフィルター処理、化学処理

←(下水処理場を見学する倉重県議)