水俣病公式確認50年を迎えるに当たって臨時議会を潮谷義子知事名にて招集。
地方自治法第101条第1項により招集される。
日 時 平成18年4月27日(木)
昭和31年5月1日は、水俣病が公式に確認された日であり、われわれ熊本県民にとっては永遠に忘れることの出来ない歴史的な日である。
本年は、それから50年という大きな節目を迎えるが、チッソ株式会社水俣工場から排出された多量のメチル水銀禍によって、世界的に悲惨な公害として注目を浴びた水俣病は、被害者の方々の体内深く潜み、確定申請や裁判を通して、救済を求める声はいつ絶えるともわからない状況にある。
そうした厳しい現実があるにもかかわらず、救済の道は、国のかたくななまでの強硬な姿勢によって閉ざされたままである。
そこでわれわれ熊本県議会は、国の戦後復興、高度経済成長を支えた政策の中で発生・拡大した水俣病の犠牲となり尊い生命を無くされた方々に対し、心からご冥福をお祈りすると共に、国に対して一日も早い被害者救済と地域の再生振興を引き続き強く求めていく。
さらに、我が国の公害の原点である水俣病の悲劇を貴重な教訓として、公害の再発防止に努め、県民と共に、環境と共生した安全な社会の実現に邁進することを世界に向けて宣言する。
以上、決議する。
平成18年4月27日
熊本県議会
※ 4月25日(火)熊日新聞より
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