
平成12年6月
ただいまの議長選挙におきまして、議員各位多数の御推挙により、第72代議長に御選任いただきました。誠に光栄であり、衷心より御礼申し上げます。
それと同時に、地方分権が名実ともに実行の段階に入り、地方の権限と責任が拡大していく中、意思決定機関である県議会の役割も一段と重要さを増してきていることを考えますとき、議長職の重責を痛感致しております。
もとより、微力ではごさいますが、本県議会が引き続き県民の皆様の負託に応えることができるよう、円滑な議会運営と活性化に最善を尽くして参る所存でございます。
さて私達は、先般、福島前知事を任期途中にして失うと言う不幸な出来事に遭遇いたしました。この事は、一時的とは言え、強力な県政推進のリーダーを失うことでありました。そして、大きな戸惑いでありました。
時あたかも、時代の流れは、2000年へと移行し、古き良きものの中から、新しさを求める変革の時代に、我々はどう応えて行くべきかを真剣に論じようといたしている矢先、深い悲しみの中から新しいリーダーを求めることが出来ました。それは、前知事の強い思いの導きと、賢明な県民の皆様方の勇気ある選択で女性知事「潮谷義子知事」の誕生と成ったわけであります。私達は、このことを天命と受け止め、山積みする困難な県政課題を会派を越えて克服し、県民の皆様の負託に応えねばならぬと考えます。
即ち、「介護保健導入に伴う高齢化社会への対応」「本県の基幹産業である農林水産業における従事者の高齢化、後継者問題」「他県に比べて遅れの目立つ社会資本の整備」なかんずく新幹線の早期着工は、県民の悲願であります。
教育問題、人命を軽視する昨今の事件に象徴される青少年非行については、新たな法制化と教育の充実にあると考えます。
「いずれを制するも、経済の道」県民所得を高める経済政策は、「国」との連携を深める事が肝要であります。また、本県財政再建は、極めて重要な課題であります。議会の英知が必要であります。先に、前議長の諮問機関より答申を受けた議会活性化の提言についても、各位のご意見を充分尊重し推進していく必要があると考えます。
何卒、県政のよりよき推進のため、議員各位並びに潮谷新知事をはじめ執行部各位の一層の御協力と御鞭撻をお願い申し上げます。
最後に、本日まで円滑な議会運営に努めてこられました島津前議長並びに松村前副議長のご功績とご苦労に対し、深甚の敬意と謝意を表しまして、簡単ではございますが就任の挨拶といたします。
有難うございました。